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里山っ子シリーズブログ   ★『里山っ子たち』     ★『Little Challengers』      ★『里山の学校』     自主上映活動展開中!DVDでも好評販売中!!


by satoyamakko

試写会のご感想を紹介します

『里山っ子たち』試写会(2008年7月16、17日)、『Little Challengers 小さな挑戦者たち』試写会(2008年11月28日)でのご感想を紹介します。





『里山っ子たち』試写会(2008年7月16、17日)ご感想

○今の子どもは、大人がついていないと映画のような場所では遊べないので、可哀想に感じる。出来るだけ子どもと接して、自然に触れさせたい。

○悪い子と良い子がいると思いきや、良い子も悪いところがあり、どっちもどっちでお互い様なんだな、と思った。こういう所が大切だと思った。

○すごく勉強になった。結構危ないときもあったけど、友だちの絆を感じた。

○かくれんぼの森(子育て支援事業の一環として若い母親たちを対象に開かれている)には行かせていただいていますが、そこでのひと時は、育児が楽しく思える時間です。子どもは、危ないことと、やり方さえ教えれば、何でもこなしてしまうんだ、ということを知りました。このような場所を与えてくださる先生方に感謝です。映画の中での先生たちのつかず離れずの視点は、まだまだ真似できないです・・・。

○子どもたちが自然の中で友情・挫折などを味わい、日々成長している姿を見て、感動と笑い!様々感じることができ、とてもいい映画でした。

○今の保育所にはない環境であると思うが、子どもたちが選ぶことができないのは、どうなんだろうか?と思った。

○自己解放をさせてくれる場所が沢山用意されている。場合によっては、40代半ばくらいの大人まで、すでに映画の中のような体験を充分しない内に現在まで来てしまっている。自然の中で育つ子どもは、自分は一人で生きているのではなく、生き、生かされていることを、言葉を持たない内に体感できていると思う。また、木更津の自然を最大限活かし、年齢にあった体験の仕組み作りを上手にされていると感じた。

○小さくてもやらせたら出来るし、出来るまでやらせるということが、勉強になりました。

○昔、自分がして遊んだことなど、たくさん出てきて、子どもにかえったようでした。今の子どもたちは、本当は里山っ子の遊びがしたいのでは?と、感じました。

○親も先生も心が通じ合い、信頼し合えなければ、この保育は出来ないでしょう。大切な大切な、財産です。少しでもこういう保育実践の場を増やしていけることを願っています。

○自然の中で子どもの心が成長してゆく過程が良くわかりますし、たいへん良いことだと思います。でも、先生はじめ皆さんの協力がないとやっていけないし、これからの社会でやらなければいけないことだと思う。

○あんな遊びをしたことがないので、とても羨ましかった。カエルの卵、さわってみたかった・・・。

○とても良かったです。保育士の保育も、とても勉強になりました。子どもって、こんなに自分たちで問題を解決したり出来るのだと思った。小さい頃の経験の積み重ねの大切さ。ゼロ歳児からの一貫した保育を、もっと考えなければ・・・と、思う。

○この映画こそ、子供たちの原点の生活だと思います。

○人とのつながりの大切さ、一生懸命がんばる素晴らしさ、相手や自然、生きているものへ、全てへの思いやりを教えてくれるステキな映画でした。最近、イヤな事件が続きます。どんな人にも、優しい、相手の気持ちを考えられる世の中になって欲しいですね。

○自分の子育てに対する疑問が少し解けたような気がします。

○乱暴な教育と言われているが、真意は、ひとに優しい教育なのかな?と思いました。先生と生徒の信頼感、友人との喧嘩も、教育には必要。今は兄弟のいない家族が多いのでこのような教育が必要と思う。

○子どもたちの素晴らしい生命力や輝きを見たようです。とても良い場所が木更津にあることが嬉しく思いました。もうひとり、子どもを産み、社会館保育園ですごさせてやりたいと思う映画でした。

『Little Challengers 小さな挑戦者たち』(2008年11月28日)ご感想

○作品を拝見し、最初に感じたことは、それが教育であったとしても子どもにそこまで厳しく接する必要があるのだろうか?ということです。子どものころから、あれほど厳しい環境に身を置き、何かを達成していくことに意味があるのだろうかと。しかし映画を見終え、それについて考えていると、 映画のあるシーンが印象的に思い出されました。それは、中川先生が課題を達成した子どもをほめる場面です。当然のことに気づいただけなのですが、 厳しさがあるからこそ、それが達成されたときの喜びも強くなる。
そして、それを自分のなかだけで感じるのではなく、信頼する他者からの絶対的な賞賛があるからこそ、自分の成し遂げたことの喜びを確信できるのだと感じました。 さらに、子どもたちに求められる課題の数々。 ケンケン、逆上がり、竹馬・・・・・・。
そのどれもが、計算、読み書きのように将来何かの役に立つものではなく、あまり何かの役に立たないものであることが、さらに良いのではないかと思いました。 その課題を達成することの意味が即物的でなく、達成することそのものに意味が置かれいるというのは、とても大切なことだと感じます。ある意味で、純粋な達成感なのではないかと。おそらく子どもにとって、卒園して、もっと成長すると、能力の個人差というのはさらに大きくなっていくのだろうと思います。そして、もっと大きな課題に突き当たったときに、 それを越えるのは、こうした純粋な達成感なのでしょう。 もしも達成感が、勉強のように何かの意味と結びついていたら、その意味においてしか、達成感からくる自信をもつことはできませんから。「Little Challengers 小さな挑戦者たち」は様々な意味で強烈な印象を残します。しかしだからこそ、映画を見終わったあともずっと真剣に考えさせられました。教育とは?子どもとは?そして、子どもに接するとき、甘さではなく、厳しさのなかには何があり、何がなく、何が必要なのかを。
良い映画でした。多くの大人、特に子どもに関わる大人に是非見て欲しい映画です。
by satoyamakko | 2009-06-12 18:59 | 映画・上映会のご感想